熊野アピールズ作品1
熊野アピールズ NHKギャラリーわかまるでの開催中、何度か当番をしているところたまたま私の作品に興味を持っていただいた数人の方から説明を求められましたので、作品のコンセプトなどをご紹介したいと思います。
この作品にはいくつかの要素を統合しています。
まず、熊野本宮大社にある大きいな鳥居、那智勝浦の大きな滝、速玉神社の印象的な赤色。
それら熊野三山を象徴する八咫烏の足。
そして、作品を制作するにあたり実際現地を巡って来た時に感じた大きな神々しいパワーを鳥居の背景から放射状に拡散しています。
しかし、実際そこまで深く説明は必要ないことのような気もするので、何も書かずに展示しました。人によっては少し不親切だったのかと反省しています。
荘厳な雰囲気、神々しいエネルギーというようなことを感じていただければ十分だと思っています。
また、デザイン的な挑戦として文字に頼らずオブジェクトだけで成立させたいと思い制作しています。
ポスターのデザインというのは文字と絵のバランスでなんとなく成立しやすい気がしていましたのでちょっとした実験です。
〝K〟って文字使ってるやん?って突っ込みたくはなりますが。これは、オブジェクトです!
寒い中、たくさんの方々にご来場いただきました。
今回のポスター展が熊野地方の復興応援に少しでも役立ってもらえれば幸いです。
本当に有り難うございました。
また、今後も何か新しい展開を模索しているところですので、ぜひご期待ください。